歩みは遅くとも、僕はゆかねばなるまいよ。 |
蘇季
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20/12/20 |
一方通行な両思いほど息苦しいものはなくて、両方通行なか片想いほど、もどかしいものはない。 |
蘇季
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20/12/10 |
夜を歩く僕を残して。君が夜に怯えるのなら月影の道へ手招きしよう。君が僕を呪うのなら好きなだけ呪うといい。君が夜に嘆くなら、僕は鍵を手にして開けに行く。だから、どうか、せめて。僕がたどり着くまで待っていて。白黒の世界に彩りを連れていくから。だから。夜を歩く。僕を・・・。 |
蘇季
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20/08/02 |
閉じた瞼の隙間から煩い太陽が射し込む。ノイズだらけ。取り残されて一人。追い抜きすぎて一人。 僕は足を止めてもなお、独りだと嗤う。『其れでよかったんだ』影が指差し嘲笑う。針は今日も数字を指さない。 |
蘇季
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20/07/16 |
心が煤けて悲鳴をあげても、きっと誰も気付かないだろう。その度に俺は己自身を呪う。『ざまぁねぇな』と言うかの如く。そしてまた、感情を伏せて、理性の仮面をつけて、自制しながら操り人形のごとくおどける。狂笑の先は火焔の崖でしかないのに。 |
蘇季
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20/04/24 |
君を愛したことが罪に問われるなら、僕は罪のために罰を受けることにする。たとえ、あの透明な世界を壊すことになっても、サロメのようには成りきれないので、罰を受ける。黒く染まる赤に君は目をふせていて。「君さえいればよかったのに」と思う僕を嗤ってくれ。僕のエゴは、本心は、君にだけすべて捧げたかったと願う心は、火をつけて灰にするから。風にとけて漂っても、遠い君に届くことはないと知ってるから。せめて・・・。 |
蘇季
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19/10/20 |
人間、見えないところの傷の方が、とても深かったりすること。何度思い知らされれば、気が済むのだろう。 |
蘇季
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19/09/25 |
過去は過去と簡単にいうけれど、それが負担だったりするのだよ。過去に繋がれた枷を外すために、あれもこれもと切り離しても、同じ場所に勝手にくっついて、その時の激痛が猛毒みたいで息ができなくなる。 |
蘇季
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19/08/30 |
また、キリア・レイスに戻ろうかなんて考えてる。でも、この名前のまま、またはこの名前を切り捨ててまたちがうところにいくか。たぶんどれもできない。ならば、いかなきゃいけない。どこへ?どこかへ。嗚呼、いったい僕はどこへ流れていくのだろうか。 |
蘇季
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19/06/20 |
今日は僕がこのサイトに投稿し始めて13年目。
どれだけの人が僕の元の名前を覚えているだろう。
そう思って、一日限定で戻ってみたい気もするけど、
多分、初めましての方が多くて。まぁ、よろしく。 |
蘇季
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19/06/04 |