これってやっぱり恋じゃないかも。そう思うけど、彼以外を欲しいとは思わないしなあ。もう恋ってなんなんだろう。 |
鮫
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12/11/30 |
でもそう思った直後にふと、やっぱりそんな事はないかもな、とも思う。強烈に思う瞬間が来て、一気に熱が醒めていく。だってそんなに暇じゃないしな、とぼんやりと納得する。死にもの狂いでほしいと思う瞬間は確かにある筈なのにな。 |
鮫
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12/11/30 |
でも実際会ってみたら、やっぱり欲しいと思う。触れたいと思う。強烈に思う。あまり目を合わせてくれない彼にこちらを向いてほしい。腕を引いて抱きしめてほしい。強烈に、この男がほしいと思う。 |
鮫
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12/11/30 |
例えばお風呂に入っている時や、布団に入って眠る準備をしている時。これって恋ではないのかもしれないな、とふと思う瞬間がある。彼の事を思い出して、彼の嫌な部分とかあまり好きでない部分とか、今日少し冷たくされた事とかを思いだして、「あ、別に好きじゃないかもな」と思う。そんな瞬間がある。 |
鮫
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12/11/30 |
彼に会いたい。 |
鮫
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12/11/27 |
まるでやいばのようだったあの人は、今ではあの鋭さを喪ってしまった。あの鋭さで突き刺されて、「大丈夫だよ痛くないよ」と笑って安心させてあげたかった。彼女はあの人を突き刺して、「私は貴方を愛してないわ」と100万回囁いた。あの人は彼女を愛している。 |
鮫
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12/11/27 |
私が今恋している人は、まるで子供で、恥ずかしがりで、とても優しい人。服のセンスがいまいちで、ギャンブル精神が旺盛で、一途で純真で、笑顔が素敵。その大きな手で撫でてほしい、逞しい腕で抱いてほしい、私のことを愛して欲しい、そう思える人。 |
鮫
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12/11/27 |
私が以前好きだったあの人は、やいばのような人だった。もろはのつるぎ、あの人の言葉は心といつでもちぐはぐで、自分のちぐはぐさを上手く愛せない人だった。あの人のそういうところを、可愛く思えて、守ってやりたいと、そう慈しんで愛してた。 |
鮫
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12/11/27 |
彼の指先を目線で辿る私は、なんて浅ましく無秩序で醜悪なのか。どれだけ欲深な、物欲しげな顔をしているか。容易に想像がついて吐き気を覚えた。恋なんていつぶりだろう。自分が自分でなくなりそう。 |
鮫
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12/11/25 |
友人のバンドが解散するのだそう。どうしてこうなってしまったのだろう。かつての私達は、こんな日が来る事なんて想像もしなかった。どうしてこうなったのだろう。ギターがひずむ、私の瞼はもう開かない。 |
鮫
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12/11/23 |