BAND'S
作詞 フズ
彼らは大きな道をたった4人で歩こうとしている
同じ大きな道を歩く人たちは億万といるのに
一握りの可能性を信じて彼は多分歩き続けるだろう
まだ大した荷物も入ってないこの鞄を
わざと重そうに引きずる僕がいて
そんな僕は自分にちょっと情けをかけてたりする
でも何だかそんな僕が嫌いじゃない
半分以上残ってるペットボトルのお茶を
カッコつけてその場に捨てる僕がいる
だけどここから家まで意外と遠いことに気が付いて
今さら遅いけれど後悔してる僕がいる
そんな僕が歩く道は可能性で出来た世界
「ギターケースなんか背負ってカッコつけてんじゃねぇ」
なんて言われたら今の僕じゃひとたまりもないだろう
本当の事を言われてないようで言われたような気がして
こんな無様な生き方をするなら人生を棒にして振り回してやりたい
彼らの選んだ道は正しいとも言い難いし間違えとも言い難い
それは何故かって可能性と実力と運の問題だから
彼らは大きな道をたった4人で歩こうとしている
同じ大きな道を歩く人たちは億万といるのに
一握りの可能性を信じて彼は多分歩き続けるだろう
|