残り香
作詞 銀河
月明かり 照らされた君の顔
午前6時ふと思いだしては
感傷に浸って その意味を探してる
初々しさは 確固たるものになり
不安が心を跳ねさせる
棘を抜かない言葉が刺さる
そして刺さる また刺さる
吹き出した血を見て何を思って
何を悔やむのだろう
僕ら今日も傷だらけなのかな
僕らが正解なのかな
止まらない時間が
もし僕らを置いていったとしても
残されたこの場所で笑えるかい
邪念が安定を蝕んでも
貴方と共に向かい合えるかい
明日死んだとしても
あの日を思い出せるかい
昨日の手の温度が少し冷たくて
用意したアイスを少し恨んだ
煌々と照らす月が憎らしくて
何見てんだって投げかけても
ケラケラ笑う声が
明日まで響いてる
明日には綺麗な花が咲くから
僕に髻華を挿してくれないか
何千回も聴きたい挨拶
繰り返し繰り返し反芻しては
嗚咽混じりに吐き出して
これでいいのかって今日も笑う
止まらない時間が
もし僕らを置いていったとしても
残されたこの場所で笑えるかい
邪念が安定を蝕んでも
貴方と共に向かい合えるかい
明日死んだとしても
あの日を思い出せるかい
止まってしまった時間が
もし僕らを置いていったとしても
残されたこの場所で笑えるかい
あの日あの場所で交わした
隠したはずの想いが吐露される事
夢の中で会えたらいいね
それは無理だよね いやそうかな
きっと僕らが泣いたあの日も
今日に繋がんだって思ってみても
繰り返される不安の打撃を
受けては倒れて再起不能
もう一度立ち上がる理由は
貴方がいるからって
腹の底から声に出せるかい
きっと出せないや
明日には綺麗な花が咲くってさ
僕に髻華を挿してくれないか
|