故郷
作詞 ごーし
虫 火に飛び入り 愛 散り散りに
花びら 一枚一枚 飛ばし
風神 雷神 雨過ぎ なお残る
孤独 哀愁 抱き寄せる
時に越され 年老いた己の
シワくちゃな 心映す鏡の 入った木箱
いつ歩み どこへ行き 何を夢見る
遠い故郷(ふるさと) カラスとお帰り
しっとり 雨乞い 初恋の濡れ色
スパイス 懐かしき カレーの味
もう一度 もう一度
山 夕日の浮世絵 青 三輪車の塗り絵
向日葵 一輪一輪 笑い
風鈴 チリン 風過ぎ なお残る
愉快 喜び 抱き寄せる
寄りを戻す 若かりし頃の
妖艶な 火照りと眼差しで 愛し彼(ひと)に媚び売る十八番(おはこ)
いつ歩み どこへ行き 何を夢見た
遠い故郷(ふるさと) 田園の中
別れ 清き 嫁入りの思い出
古き良き 優しい お袋の味
もう一度 もう一度
遠い故郷(ふるさと) カラスとお帰り
しっとり 雨乞い 初恋の濡れ色
スパイス 懐かしき カレーの味
もう一度 もう一度
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