線香花
作詞 アディケス
泥まみれの世の中で 邪魔だらけのこの境で
踏まれ蹴られの毎日の末 火を灯し損ねた
ヒトの重みに耐えながら 悲しいを言えないまま
独りでに孤独を作り 火を探し求めた
そんな日もあるだろうなんて
いつか解るだろうなんて
言っている間に自然消滅の身
愛された試しもなくても
重ねるほどの日々じゃなくても
生きてこれただろう
火を灯してくれ 火を灯してくれ
濡れた火薬を 暗がりの中で
見つけておくれ 期待の遅れ
閉ざされた刻の部屋の中で
照らせないまま落ちていく
まるで命みたいに
どうせそろそろ腐る
この世界みたいに
最高の誕生日前
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