君が書いた一年前の文字をなぞって
あの頃を思い出す

あの日 問いかけてたんだ
青い空の下で
何か残すものはないでしょうか
君と私の関係を
残せるものはないでしょうか

あの頃の
青い空は教えてくれなかったんだ

きっと
ずっと前から
君と出会うことは決まってて
青い空は
信じていたんだ
君と私は
通じ合ってるって

だから
君は傷ついたんだね

一年前の
思いよりも
今の方が
強くなってるはず

君だけがどんどん離れていって
大人になっていくね

その度に
切なくなって
どんどん愛おしくなっていく

比例するたび
私だけが取り残されてる

それは
私が離れさせたといっても
過言ではない

私は
気づかなかったんだ

どんなに君が大切なんだって

もしもあの日に戻れたのなら
青い空に聞いてみる
君の気持ちを

私はずっとずっと
本当は好きだったの
でもね
わからないふりをしてたの
怖かったの
離れていくのが

そんなの
ダメなんだって
君は教えてくれた

きっと今はね
全部
伝えられるよ

青い空が

教えてくれたから