Slight pain
作詞 恭李
「ひとりぼっち」って、なんだろ
そんなこと考えていたんだ
あなたが隣にいてさえも
私はそんな気がしてしまうんだ
あぁ、なんだろう、いつからだろう
嘘ばかりつくこと
好きが嫌いになったこと
好きではないのに好きだと言い始めたこと
あなたでさえ、何も知らないみたい
かなしい言葉を私に贈る
心配する素振りも、哀しみも、
虚しい涙も、愛してるも、
私には 痛いよ
隣に君がいることで
僕はここから逃げ出すことさえ出来ない
誰にも見えないこの僕に
笑顔を向ける君にも、僕は見えない
でも 消えない
私って何色に見えるかな
そんなこと考えていたんだ
あなたの目を塞ぎたくても
私の無色の手じゃ出来ないんだ
ただ、どうだろう、いつからだろう
嘘ばかり重ねるほど
つかず離れず繰り返すほど
君の冷たい声が私には痛いこと
君が少しずつ遠ざかって
すぐにでも消えてしまいそうなのに
声も 形も 手も 温もりも
愛しくて 堪らない
君でさえ、見えないみたい
かなしい言葉が誰かを刺してる
その「大丈夫?」も、「大丈夫」も
「話してね」、「心配だよ」も
僕には 嘘に聞こえる
心が嘘をつけないせいで
私はここから見ていることさえ出来ないよ
誰にも見えない悲しみに
気付かない君も、僕には見えない
でも でも でも…
色んなこと 目に映ること
心に映したたくさん色も
君の笑顔も その痛みも
傷に埋もれて 叫んでいるなら
私の目の目隠しを外してほしい
あなたの手を そっと離してほしい
世界に誰かがいることで
誰かが傷つき傷つけようとするなら
誰にも気付かれない痛みを
寂しい君を、僕は見つける
ほら 消えない
ほら 消えないから 僕は…
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