妄想マリア
作詞 解体新書
頭の中で鳴り響く
「殺せ…殺せ」
幾度と無く言うその声は……
いつも通りの朝
しかし1つだけ違う事がある
それは“お前”が此処にいない事
“お前”はいつだって傍にいてくれた
辛い時 悲しい時
嬉しい時 楽しい時
なのに“お前”は消えてしまった
憎むべきアイツ等のせいで
頭の中で鳴り響く
「殺せ…殺せ…」
幾度と無く言うその声は
まるで“お前”の声だった
いつも通りの朝
だけど1つだけ違う事がある
それは“私”が其処にいない事
“私”はいつだって傍にいてあげた
嬉しい時 楽しい時
辛い時 悲しい時
なのに“私”は消されてしまった
憎むべきアイツ等のせいで?
あなたの耳に囁くの
「殺せ…殺せ…」
幾度と無く言うその声は
そう、“――”の声なの
何度も何度も言われるうちに
それは“俺”の意思だと思い込み
ついに殺ったさ
アイツ等を
何度も何度も言ううちに
これは“貴方”の意思だと思い込み
ついに殺ってしまった
アイツ等を?
「コレハ粛清ダ」「貴方ハ馬鹿ネ」
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