star parade〜星のベンチ〜
作詞 龍王神聖
あれは確かまだ蝉がうるさかった夏の午後。
ちょっとずつ暗くなって、まわりも冷えてきた。
昼の汗もだんだん冷たくなってきた。
突然ふいに僕の手を握り、ちょっぴり嬉しそうにしている
君の顔を僕は見つめていた。
君から教えてもらった秘密のあの場所。
ちょっとした丘の上にあるベンチ。
そこから君と見た綺麗すぎる星たちは、
まるで二人の心飾り付けるように、
無数に輝いていた。
それからは毎日寄った学校帰り。
雲がかかっていても、雲の切れ間から
見えている無数の光は僕ら包んだ。
突然不意に君の手を握り、ちょっぴり不思議そうにしている
君の顔を見て少し微笑んだ。
僕らの未来を語り合った内緒のあの場所。
特にすごいことは何もない普通のベンチ。
ふいに夜空流れていった幾つの流星は、
まるで僕の気持ち急かすように、
流れていった。
流星見ながら目をつぶり何か祈っている君の横顔、
永遠に守り続けたいと思った。
この時が壊れぬようにと君を抱きしめた。
君から教えてもらった秘密のあの場所。
ちょっとした丘の上にあるベンチ。
そこから君と見た綺麗すぎる星たちは、
まるで二人の心飾り付けるように、
無数に輝いていた。
ボクラノ未来誓い合った特別なあの場所。
僕ら以外誰も知らない僕らだけのベンチ。
ふいに輝き始めた無数の星座たちは、
まるでこれからの二人のように、
陽気に輝いていた。
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