泪を...
作詞 メープル
どうして好きなんだろう
あんなにケンカしていたのに
嫌いだったのに 好きになった
夢にでてきた 二人抱き合う夢
そして 別れゆく夢
目が覚めると 虚しくなる
胸が熱くて 心が哀しくて
君を見る度に 高鳴る鼓動
君は気付かない 気づいて欲しいけど
あぁ 泣いちゃいそうになる
「好きだよ 君のことが」
教室の人影
ほら やっぱり君だった
でも隣に居るのは 違う女の子
楽しそうな会話も 楽しそうな笑顔も
嫌だ 見たくなかった
嫉妬したって 何も変わらない
廊下で立ち尽くして 泣いた
君を見るだけで 溢れる泪
君は気付かない この大粒の泪に
あぁ 思わず告げてしまった
「好きだよ 君のことが」
驚いた君 目を丸くして
何か言おうとして 口を開く
2人で顔を 赤く染めて
「俺も好きだ」
小さな声 私は泣いた
教室の床に座り込んで
思いっきり泣いた
君はしゃがみこんで 一言呟く
「ありがとう 嬉しかった」
泣いた顔のまま 私は笑った
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