苦しみから逃げ出すのは簡単
存在を消せばいいんだもの
でも苦しみを乗り越えるのは難しい
だって耐え続けなければいけないのだから

どこにも居場所がなくて
一人の世界に閉じこもるしかなくて
でもそれじゃあダメなんだって
心の奥では気付いている

塞ぎこんだ気持ちから
抜け出すことはできなくて
あぁ今日も過ぎていく
絶望に染まった心のままで

誰か私に手を差し伸べて
誰か私を闇から救って
希望の光で照らして欲しい
私の進むべき道を

私ひとりじゃ何もできない
そんな弱音を吐き続けている
でもそれじゃあダメなんだって
心の底では気付いてる

闇に沈んだ私の心
光のもとへ浮かぶ日は
あぁいつになったら来るんだろう
『望まなければ、来ることはないよ』

差し伸べられた君の手を
掴むことをためらう私
この手を掴めば救われるのに
私は手を伸ばせないままで

『僕がどれだけ伸ばしても
　君が伸ばさなきゃ意味がない
　さぁ勇気を出して手を伸ばして
　僕の光を君にあげるから』

私が伸ばせば届く距離
この距離を埋めるかは私次第
このまま闇にい続けるのか
光のもとへ抜け出すか

私は手を伸ばした
光差すほうへ行くために
まぶしい光に照らされて
私の心は晴れていく

絶望に染まった心が
希望に塗り替えられていく
これできっと歩き出せるよ
君が救ってくれたから