寂しさの種に咲く花
作詞 星野光
寂しくて… 心に悪魔が舞い降りる
哀しくて… 私は自分を嫌いになる
大好きだったのに 私は彼を裏切った
彼が私の全てだったのに 何故?
会えない時間が増えていた
言葉が迷子になっていた
忙しさが 二人の時間を引き裂いた
「寂しいよ…」 私は心を手放した
植えつけられた「寂しさ」に どんな花が咲くのだろう
流れる涙が育てる蔦が 夜毎と私を絡め取る
応援してたのに 素直にエールを贈れない
一緒に頑張ろうと決めたのに 何故?
同じ方向を見られない
手を取り合って歩けない
すれ違いが 二人の距離を近づけない
「哀しいよ…」 私は独り立ち止まる
種を蒔かれた「哀しみ」は どんな実を付けるのだろう
凍った心に根付いた夢は 日毎私を苦しめる
寂しくて… 心に悪魔が舞い降りる
哀しくて… 私は自分を嫌いになる
差し伸べられた「優しさ」に 白い花弁が開くとき
天使の記憶が目覚めると言う… その日を信じて生きて行く
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