桜の花
作詞 一一一
暗闇に、君がいる
抱きしめたら消えてった
空虚に舞う、桜の花びら
僕の心も散っていった
そこには君がいた
僕がどうこうするまでもなく
必然的にそこいる
桜が散ろうと、消えてくことはない
桜の花びらは別れを告げる
出会いより多い別れを、大きすぎる別れを
分かっている、退き止めようが
桜は散り、君がいなくなるって
だからせめて今は
この空を彩ろう、空虚に染まるこの空を
少しでも美しく明るく
小さな出会いを見逃さないように
暗闇が縮んでく
今では愛おしくも思う
空虚の中で君は、新しい影に薄れてく
どこにももう、君はいない
ただ空虚も花びらもここにはない
桜色が示した先に、新しい日常が
あたらしい出会いが待っていた
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