傷が傷跡になるまで
作詞 亀姫 -Kiki-
「大丈夫」
微笑んだ君。
その微笑が
あまりにも、悲しそうで
「嘘つき」
私が先に、零した涙。
軽く笑った君は
今までで一番、小さく見えて
何泣いてんの、なんて
問いかける君が、無性に愛しくて
話してくれなくていいんだよ。
だけど
笑わなくたっていいんだよ。
理解なんてできっこないけど
君の抱えてるその傷が
小さな傷跡になるまで
ちゃんと、傍にいるんだから。
理解なんてできっこないけどさ
誰よりも、君を受け入れる覚悟は
とっくにできてるんだから。
大丈夫。
見てる人は見てるんだよ。
大丈夫。
いつか必ず、認められるから。
大丈夫。
癒えない傷は、ないんだから。
その傷が、傷跡になるまで
黙って背中をくっつけようか。
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