振り向くとそこにはいつもの笑顔
無邪気に笑うはずの君が居て
ゆっくりとシャッター押せば
ここに今が刻まれてゆくんだ

でも君は
心に鍵をかけて
自分を削っていってしまって
中々本音を言えなくて
それでも人を助けてゆく

「素直になりなさい」
「たらこを食べなさい」
「時には泣いて」
「いつでも頼って」

そんな事を言う君が
時々すごく切なくて
頼られてないと思ってしまうんだから
なんでも１人で抱え込まないで
それを言いたかっただけなのに

最初に出会ったときも笑顔で
名前も知らなくて笑うだけで
それでもいつも挨拶をして
当たり前に過ごしてきた

でも君は
心に鍵をかけて
自分を削っていってしまって
中々本音を言えなくて
それでも人を助けてゆく

「嫌いじゃないよ」
「もっと欲張りなさい」
「まだまだだなぁ」
「キュンキュンしちゃいますぅ」

そんな事を言う君が
時々すごくおかしくて
一緒にいれればそれでいいから
なんでも１人で抱え込まないで
それを言いたかっただけなのに