大切な何かを見つけたくて　世界が走るというのなら
君が息を切らせても　止まってくれないこの世界は
いったい何を見つけさせたいというのだろうか

きっと人は自分の背中にあるものをさがしている
もう持っていることに気づかず走り続けるのは
一人で頑張りすぎるからなんだ

何も見えなくなったと落ち込む前に
「何か見える？」と問いかけて
ほらきっと誰かが気づかせてくれる

大切な誰かを守りたくて　　自分を捨てるというけれど
君が息を切らせても　止まってあげないこの僕は
いったい何を守っているといえるのだろうか

きっと人は目の前の言い訳に逃げておびえている
追手などいないことに気づかず逃げ続けるのは
一人で抱え込みすぎるからなんだ

何も守れないと泣き出す前に
「このままでいい？」と問いかけて
ほらきっと笑って答えてくれる

「何かをさがしているのなら
まずは自分を見てみなよ」と
ほら君はとても輝いているから