女神
作詞 雲雀 祐一
見知らぬ男が窓から侵入
俺の前にいま現れた
何しに来たのか聞いてみた
「お土産持ってきたから」
はあ? 何この人狂ってる
お土産は笑顔 痛々しいな
いいからそこどけ気味悪い
手をつかみ走りだす
どこ行くんだよ 冗談じゃねえ!!
今更離せとは言わないが
何なんだよ お前誰なんだ!!
「女神とでも呼んでくれ」
なんだよお前 男だろ!?
女神とやらは落っこちて
屋根に穴を開けやがった
どうするんだよ 全くよお
あれ? 何で俺まで悩んでんだよ
もう泣きてえよ 今ここで
アンタのせいで一日が
メチャクチャにされて腹たった
「おう女神 いっちょヤるか!?」
どこ行くんだよ 冗談じゃねえ!!
今更モノマネ対決なんか
古いんだよ いつの時代だよ!!
「女神はお笑い好きなのです」
女神はにっこり 微笑んだ
溜め息ついたら女神の手
そっと頬に触れ微笑んだ
案外素顔は格好良くて
ああ どうしよ 惚れそうだ
それでもなぜか気が合って
いままで孤独な俺なのに
不思議と笑みが零れた
その瞬間 女神は消えた
どこ行くんだよ 冗談じゃねえ!!
やっとお前の事信じられたのに
おい女神 戻って来いよ!!
いまなら俺 アンタと居たいよ
お願いだから また来いよ
後日つくえのうえに
置き手紙なんて古流的
「女神はいつでも元気を与える」
現れた意味 そうか ありがとう
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