名前は呼んでもらわなきゃ　自分ひとりじゃ名乗れない
知らない誰かにつけられて　ほんとの名前がわからない

光を分けてもらわなきゃ　自分ひとりじゃ光れない
そういうふうに生まれたから　寂しいけれどしょうがない

僕らはいつも　同じ向きで歩くから
僕のダメなところは　君の後ろに隠してしまおう

僕らの真ン中は　僕らの間にあるよ
知らないうちから　ずっとそこにあったよ
向かい合わせだか　背中合わせだか　知らないけど
まわっている　いつも　一緒に


心は教えてもらわなきゃ　自分ひとりじゃ笑えない
喜ぶこともへたくそだから　悲しい顔はしたくない

僕らはいつも坂道を歩くから
落ち込んだり　喜んだりして　またここに戻ってくる

僕らの真ン中は　遠いところにあるから
知らないうちから　廻（めぐ）り続けてきたんだ
似たような心は　少なくて　数え切れないけど
まわっている　いつも　一緒だ


「誰にかにとっての　あなたの価値が変わっても
　関係ないよ　あなたは　あなただと
　知ってるよ　変わらないよ
　ずっとそばにいた　そばにいるよ　これからも」


僕らの真ン中は　僕らの間にあるよ
知らないうちに　そこにできてたよ

僕らの真ン中は　僕らの真ン中にあるよ
別々の心で　ここに生まれたから
名前を呼んで　へたくそでいい　君と一緒に
まわっている　今も　一緒だ

まわっていく　きっと　一緒に