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royalpeterpan
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最終投稿日  2022.05.18
自信作/最新作
砂上の桜
作詞  royalpeterpan

夕暮れの陽に映る
囁く彼方の声
目が覚めて遠く浮かぶ
時の夢跡

手を抜けた露の雫
貴方の面影
泣いて 何処 虚ろに
心の臓で 彷徨う

儚く燃ゆる
砂上の桜
乱世に生きた証よ
朱く染められ
空舞い上がる
あの日の匂い
夜に咲く桜

虚無の中 歩く道の
信ずる夢の轍
行く先の 光を示す
雪の訪れ

満ちる森にいざなう
貴方の指切り
想い 宿る 御魂に
心を真に 導く

艶やかに舞う
砂上の桜
乱世に朽ちた誇りよ
風に戯れ
枝垂れた桜
微かな匂い
色褪せない記憶

今ひとつ またひとつ 散りゆく
花吹雪 うずもれて
永久に宿り宿る夢見草

儚く燃ゆる
砂上の桜
乱世に生きた証よ
朱く染められ
空舞い上がる
あの日の匂い
夜に咲く桜

褪せることなかれ

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日本古来の言い回しを多く使い、哀愁漂う演歌風の歌詞です。 情景は乱世の戦国時代に愛する人を亡くした人達の心をイメージしました。 乱世の恋は長くは続かない。だけどとびきり美しい。 そんな意味を込めて砂上の桜というタイトルにしました。