鎮魂歌 - requiem -
作詞 簑簑
もう今は何も考えなくていいんだよ
静かにオヤスミ。
私達は
あなた達にもう一度逢える日を待ってるから。
永遠に。
いつものように朝が来て、いつものように日が落ちる。
くだらないことで笑って、ちょっとしたことに泣いて。
そんな毎日が当たり前だと思ってた。
明日は必ず来るものと思ってた。
でも違うんだね。
こんな毎日は1番幸せなことだった。
初めて気づかされた。君に。
この声が、この想いが、
君に伝わってるのかは全然分からないけど
届いてほしい。あなたへのレクイエム。
みんなの声に君が反応してたから、
いつか目を覚ますんじゃないかって
絶望だらけの心のどっかで小さな希望を抱いてた。
でも疲れきっていたんだね。
ごめん。これ以上わがままは言えないや。
でも私達と同じ様に君にも未来があったの。
やりきれない思いも、いっぱいあるよね。
叶えるはずだった夢も、もうすぐそこだったよね。
未来を一緒に語ったけど。今は1人であなたへのレクイエム
悲しみの言葉も、同情の言葉も今は簡単に言えるけど
静かな君に言いたいのは
「18年間お疲れ様でした。そして今までありがとう。」
君も僕も違う人間だから
君のあの痛みも苦しみも分かってあげられない。
そんな非力で無力な自分に腹が立つ。
君の旅立ちをたくさんの人が見送ってるよ。
大粒の涙を落として。
空の上で気づいてほしい。あなたへのレクイエム。
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