散歩
作詞 μ
あなたと手をつなぎ歩く午後
さびれた公園で サンドイッチを食べたね
おかずはとりとめのない会話
どこまでも真っ直ぐな田んぼ道を辿って
深い沈黙の中 どこへ行こうか
電話もメールもなんの意味もんさない
二人会える午後のひと時は チョコレート
よりももっと甘いから
あなたと手をつなぎ歩く午後
大きなデパートで お好み焼きを食べたね
わたし達の存在は人ごみに埋もれた
華やかな店の数々に負けない様に
地面にへばりついて 何をしようか
電話もメールもなんの意味もんさない
二人会える午後のひと時は チョコレート
よりももっと苦いから
あなたの横で昼寝する夕方
ラヂオの明るい声は 車内とは対照的
ごめんねでは伝えられない
真っ白い橋に街頭がちらつく頃
二人の考えてることは ばらばらだ
電話もメールもなんの意味もんさない
二人会った時間は 取り返すことできない
形に残るものじゃないから
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