ポケット
作詞 kazuki
寒いねと僕の右手を
平然と握るから
暖かくて握り返す
ふと笑みを零す君
初雪の降る道
そんな記憶が溢れ出て
慌てて拭う
手袋あったのに隠してた
あの時と違うから
右手が冷たくて
ポケットに突っ込むんだ
忘れた振りしてたのに
どうして思い出すかな
重いなと僕の心を
苦笑して突き放す
冷たすぎて凍りそう
だと愚痴を零したり
そんなのが負担と
気付かなかったりするから
いつまでも駄目
手袋なんかじゃ足りないね
冷え切った関係には
心が冷たくて
いつまでも泣いたりして
本当に辛かったのは
君の方だったのに
ポケットが冷たくて
ようやくそんな事に気付いた
僕があの頃の君の寒さ
全て変われたらいいのに
未練がましくて
自分が嫌になった
忘れた振りしてたのに
どうして思い出すかな
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