冬のにおいがただよう１０月の町並み
また今年もこの季節がやってきた
去年と違うのはあなたがもういないことだけ

笑いあった過去も温かい思い出も
あなたの存在と共に消えていく
忘れたくないのに

もう二度と見れない姿だから
もう二度と聞こえない声だから
すべてを今しっかり焼き付けるよ


巡る季節の中に取り残された自分
進みたい、でも温かい記憶の中で
うずくまっていたい、その気持ちが引き止める

悲しい記憶が止まらぬ涙がだけが
この胸から止めどなく溢れ出す
忘れたいはずなのに


今はまだ見れない姿だけれど
今はまだ聞こえない声だけれど
すべてがおわったら逢いにいくから