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狼少年
作詞 brother sisters
ひとを信じ過ぎた罰なのか
裏切られることを知らない少年は
見せかけばかりの運命に
翻弄されることを運命と呼んでいた

いつしか少年は狼へと成り果てて
ただその身に救済を求め続けていた

白く光る月が照らしたのは
ひとを寄せつけない獣道
冷たい荊の藪 掻き分けて
たどり着いた崖の上で
ただ叫ぶだけ

誰よりも正直に生きてきたと
少年はつねに誓いをたてたが
その祈りの声は遠く遥か
まるで物語のようだと嘲笑われた

言葉じゃない部分で通じ合えるのが
ひととひとだと教わったのを恨みながら

黒く濁るばかりの思いたちが
少年の永遠を閉ざしてゆく
誰一人真実を知らないで
葬られては忘れ去られ
また黒くなる

真実に触れるたび汚れていく
そうして温もりさえ消え失せた
枯れた瞳が流したのは
偽りを帯びる 深紅の涙

白く光る月が照らしたのは
ひとを寄せつけない獣道
冷たい荊の藪 掻き分けて
たどり着いた崖の上で
ただ叫ぶだけ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 狼少年
公開日 2023/07/28
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 嘘はそのひとにとって真実なりしか、不理解の表現。
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