|
|
|
precious stone
|
作詞 莎雪 |
|
泥にまみれた原石を掲げても
誰も認めちゃくれないんだ
だから手を汚して腕を傷めては
小さな“輝き”を造り出す
それはきっと本当じゃなくて
だけどきっと嘘にもなれない
不条理に生きてく僕らの姿
綺麗なものばかりで埋められた
きらきらな世界が目に痛いよ
閉ざした心微かに残ったのは
知らない誰かの小さな痛み
喉に詰まった原石を取り出した
誰も聞いてはくれないから
声をかき集め音を削っては
微かな“煌めき”を造り出す
それはきっとただの我が儘で
だけどきっと偽りのない
ありのまま生きてる僕らの叫び
誰かの痛みで 色付いたルビー
誰かの嘆きを 象ったサファイア
それはきっと認められなくて
だけどきっと気付いて欲しくて
在りたいと願った想いの姿
綺麗なものばかりで埋められた
きらきらな世界に目が眩んだ
閉ざした心微かに照らし出した
知らない誰かの透明な光
瞼の裏に強く焼き付くような
光から僕は瞳を逸らせない
|
|
|