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笑顔の種
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作詞 莎雪 |
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傷ついて崩れそうな その身体
支える腕も手も持たない僕は
空を覆う灰色の雲を分けて
感情さえ失くした君の横顔に
光を届けようとした
心が壊れそうに痛くて
泣きたくても泣けない時は
ねぇ 僕に涙を預けて欲しい
君が少し大人になって
顔上げる頃 柔らかな風に乗せ
青空の映る瞳に届けに行くよ
閉じ込めて流せなかった涙は
きっと笑顔の種になるから
隠してた傷や声に埋もれてく
涙の流し方さえも忘れて
空が落とす灰色の滴を見ては
守るように造った君の横顔が
何故か儚く見えたんだ
心が消えてしまう感覚に
泣きたくても笑った君は
ねぇ いつか簡単に砕けそうで
枯れた世界を映す瞳(ココロ)を
少しの間休めてあげようか
失うことを恐れて抱き締めて
君自身も壊してしまうなら
痛みを乗せたその吐息ごと
ねぇ 僕に涙を預けて
君が少し大人になって
瞼開く頃 柔らかな風に乗せ
青空の映る瞳に届けに行くよ
閉じ込めて流せなかった涙は
ほら きっと笑顔の種になるから
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