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恋雫
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作詞 サブマリン |
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物憂げな心が雨を降らす その中で一人
辛うじて傘に隠れて 佇んでいるそんな人がいる
ねぇ 教えてよ
あなたは誰を探しているの
そのつよがった背中が震えるたび
傘から落ちてゆく雫が 土へ還ってゆく
いっそ すべてを投げ捨てて濡れてしまえば楽なのに
その傘で隠れた瞳も きっと雫で潤んでいる
今もまだ 雫で溢れている
朽ち果てた樹木ぶら下がっている あの日の面影
どんなに雨が降ろうとも もう二度と花開くことはない
だけど あるはずのない花びらをその人は撫でている
ねぇ 教えてよ
あなたはいつも何を見つめているの
ねぇ 教えて…
あなたにとって 僕はどう映っているの
そのつよがった背中が震えるたび
傘から落ちてゆく雫が 土へ還ってゆく
決して濡れないように隠れる そうすればするほど
繕いの傘で隠した瞳は もっと雫で潤んでゆく
あなたのその雫 拭うことしか出来ないけれど
もう少し傍に居させて
その雫を僕に見せて
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