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Clear Bowl
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作詞 サブマリン |
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透明の器に溜めたのは 涙の雫
そこに映るのは まだ昨日の景色で
懐かしい顔が また急き立てられたような胸を
誰にも言えない孤独の痛みも 少し楽にしてくれた
ある時は すべての色を無くした哀しみの影
堪えきれない思いが また次の言葉を繋いで
あの時の あの声が あの文字が
いつだって 蘇ってきて
忘れかけていた その何かを僕に教えてくれる
もう戻れない そんな切なさが込み上げてくる痛み
いつかまた 記憶を映し出す為に流す涙は
誰にも見えない透明な器に 今日も流れ落ちてゆく
透明の器に溜めたのは 涙の雫
そこで探すのは また明日の景色で
見当たらない自分 また急き立てられて描いた夢も
“何か違う”そんな思いさえも “無かったこと”
すべて塗り潰してしまう
“あの時はよかった”だなんて 過去に縋るたび
隣にあったはずの 芽を踏み潰してしまう
あの時の あの高鳴り あの眼差し
いつだって 探していて
見つけたくて 行き止まりの僕は黙り込んだ
“もう戻れない” それに気付いた時に襲う別れと哀しみの群れ
いつかまた 希望を映し出す為に流す涙は
誰にも見えない透明な器に 今日も流れ落ちてゆくけれど
季節が移ろうように また心も巡ってゆく
いつかまた あの場所に帰って 優しい涙を流したい
堪え切れない涙が 夕日に溶けては消えて
あの時の あの声が あの文字が
いつだって 蘇ってきて
忘れかけていた その何かを僕に教えてくれる いつも…
あの時の あの高鳴り あの眼差し
いつだって 探してきた
忘れかけていたけれど その何かは今 僕の胸の中に
“もう戻れない” それに気付いた時に襲う別れと哀しみの群れ
いつかまた 記憶を映し出す為に流す涙は
誰にも見えない透明な器に 今日も流れ落ちてゆく
昨日の僕と 明日の僕を映し出している
今日の僕が涙を拭って 笑っている
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