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臨界点
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| 作詞 サブマリン |
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君には見せていなかった僕
僕には見せてくれなかった君
いや 僕を見ようとしてくれなかった君
そして 君を見ようとしなかった僕
単純な擦れ違い 簡単なきっかけでほつれてしまう関係
不安定の球体の上 連鎖する感情を前に
君には隠していなかった僕
僕には隠すことをしなかった君
ただ 僕はいつしかそれすら面倒になっただけ
そして 君をも嫌悪を抱いていた僕
乱雑な庇い合い 混沌はいつしか傷付け 争い合う関係に
自己防衛の分裂の中 交差する愛情は武器に
愛すべきはずの自分を遠ざけて 君の中で生き残った
かつての自分を今も探していたに過ぎなくて
それでも 僕は生きる中でそれの統合を試みている
僕にも見せてくれた笑顔の君
今はまだ言えないけど いつか君に伝えたい
いや 伝えるよりも抱きしめるから
二人で 哀しみの跡に花を咲かせよう
不完全な僕ら 葛藤さえも受け入れて一緒に歩く
一般の理論でなく 綺麗事だとしても信じたい
夜空を駆け抜ける流星のように
深海で沈黙を守る化石のように
厳冬で耐え忍び 春を待つ花のように
見えないけど 強く優しい力を
虹の消えた空を見つめ 空に手を伸ばして
一人立ち尽くす背中に今
もう一度だけ 今…
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