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自答自問
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| 作詞 サブマリン |
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無邪気だった 愛に似せた言葉を吐き出して
分かったふりをして 理屈を捏ねくり回していた
怠惰だった 問いに似せた言い訳でかわして
「答えは無いんだ」 なんて探す事すらしなかった
愚かだった 悔やんでも嘆いても
もう 駆け抜けてきた時は戻らないけど
手に入れたものを抱きしめるのは
無くしてきたすべてを忘れる為なのだろうか
思い入れを持たぬように 愛着を持たぬように
使い捨てされてゆく この時代と同じ
そして 僕もいつか消えていってしまう
消えてしまう…
「良い人だった」 別れを前にして僕らはいつも
思い出を美化しながら 苦さを甘さで蓋をする
「うん、分かるよ」 分かるはずのない思いに向けられる
残酷な言葉が 痂のない心に突き刺さる
慣れてきた 涙も出ない哀しみを越えてきたから
もう 優しさなんかを頼りにはしないから
誰が悪い訳では無いんだけれど
自分が傷付かない為 また誰かを悪者にしてしまう
ドキュメンタリー映画を観て泣いても
心の底では 「自分じゃなくて良かった」
そんな風に 笑ってしまえるのが人間
そして 僕もまた誰かの背中を妬み
誰かの歩みを嘲りながら 暮らしている
また そんな自分に嫌気がさしている
また 言い訳を探している
手に入れたものを抱きしめるのは
無くしてきたすべてを忘れる為なのだろうか
思い入れを持たぬように 愛着を持たぬように
使い捨てされてゆく この時代と同じ
そして 僕もいつか消えていってしまう
消えてしまうけど その中で何が出来るのだろう？
また 僕は足掻きながらも生きている
まだ 自分を信じている
そして 君を信じてゆく
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