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クロワッサン
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作詞 サブマリン |
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不思議ね
昼間では街灯なんて気にならないのに
あなたと歩く並木道 オレンジ色の灯り
のびる2つの影を見つめて 私達笑ったの
覚えているかしら 映画の帰り道
ストーリーをなぞりながら スクリーンの中へ
揺れて揺られて 愛し愛されて
ねぇ 風に流されてゆく落ち葉さえも
何処か切なく見えるのよ
まるで絵葉書のよう 私の横にあなた
あなたの横には私 夕暮れの藍色の空
傾いた三日月が静かに佇んで
不思議ね
あんなにも綺麗に花を付けていたのに
いつかは枯れてしまうのよ 俯く孤独を堪えて
不安になる時は ギュッと手を握らせていて
尽きる事など無い 分かってるのよ
過去に縋らないで 目の前の一瞬を大切に
枯れて咲き誇る 色付き散ってゆく
そう 通り過ぎてゆく季節の中で生きる
だけど まだ心はあの場所のまま
まるで物語のよう 私の横にあなた
あなたの横には私 暮れなずむ街並みの中
朧げな三日月がそっと姿を消して
寄り掛かってはいけないのに まだ恋しくて
朝と夜の狭間 空に手をのばして…
揺れて揺られて 愛し愛された
Ah あの季節は幻だって分かっているから
それでもまだ消えないのよ 何もかも
まるで絵葉書のよう 私の横にあなた
あなたの横には私 夕暮れの藍色の空
傾いた三日月が静かに佇んで
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