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原点O
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| 作詞 サブマリン |
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暗くて狭い 息苦しい
闇がすべてを包み 静寂は優しかった
始まりを待ち 軈て来る巣立ちの前に
いつか遠い昔聴いた 穏やかな声を思い返して
またも上手くいかなかった
折れた心の断面が 軌跡を示しているけど
これからの行き先は まだ分からないまま
血も涙もない すべてを巻き込んでゆく時代の中で
流れている その雫は果たして通り雨なのか
原点を見失った 座標の上で示した値に
僕らは一喜一憂 見せかけのセオリー振り翳して
僕らは何処へ行く
僕は一体何処に居るのだろう
爪弾いた欲望 体裁気にして
酔いがすべてを隠し 幻想は心を軽くする
馴れ合いを飲み 有り体に仲間を気取る
見えない戦闘服 武器を手にしながら握手を求めて
君も泣いてきたのかい？
煤けたあどけない面影が 奇跡を手放す事を拒む
これからの行き先に まだ不安しか無くて
夢も希望もない すべてを飲み込んでゆく時代の中で
消化されない その契りは果たして何処へ向かう？
融点を通り過ぎた 凍り付いて剥がれない雫に今
僕らは遅蒔きながら 気付いたけどもう手遅れで
僕らは何を掴む
僕は一体何を抱いて生きるのだろう
水面下 人間模様に目が回る
触れてはいけない 踏み込んではいけない
そんなものの前で 足がすくんで
そして 後ずさんでいる
辛いものから逃げ回ってきたのは すべて自分なのに
夢も希望もない すべてを飲み込んでゆく時代の中を
僕らは生きて行かなければならないから
血も涙もない すべてを巻き込んでゆく時代の中で
流れている その雫は果たして通り雨なのか
原点を見失った 座標の上で示した値に
僕らは何と名付ける？ 座標軸さえもないその上で
僕らは原点を探して
僕は一体何処に行くのだろう
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