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雪が溶けるほどの愛で抱きしめて
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| 作詞 エエ声 |
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かじかんだ手で君の髪を撫でた 小さなニット帽からはみ出た黒髪を
オレンジの電飾の通りを 片寄せ合いながら降り注ぐ
粉雪を目で追い見詰め合ってた
白いマフラー 黒のジャケット 茶色のブーツ
おなじみの君のスタイル でも今日だけは特別綺麗で
まるで天使が舞い降りたようだ
なんて大袈裟な表現に照れる君を 優しく包み込んだ
抱きしめたよそうこの腕で どのカップルよりも温かく
「愛してるよ」「うん、ワタシも」
おでこを合わせて ふふ と笑い合って
ぎこちない結び方のマフラーも うっすら赤く染まる鼻先も
少し曇った黒縁の眼鏡も 君をいっそう可愛くさせる
「好きだと」心で再確認した
白い頬に 雪が落ちて 泣いてないのに
雫が伝い流れる すぐ不安な顔する君に
「なんでもないよ」と優しく笑う
だって僕も不安な顔をしちゃうだろ 笑えば笑ってくれるだろう
絡めてたよ細い指を 手袋の上からでも伝わる
「離さないよ」「ああ、僕だって」
二人で並んで ふふ と笑い合って
雪がちらつく 街は赤く染まる 語ろう 愛を語ろう
どんなに臭い言葉でも この凍えた 心が暖まるのなら
寒空の下 雪の中 君一人を抱こう 雪が溶けるほどの愛で
抱きしめたよそうこの腕で どのカップルよりも温かく
「愛してるよ」「うん、ワタシも」
おでこを合わせて ふふ と笑い合って
抱きしめたよそうこの腕で どのカップルよりも強く強く
「愛してるよ」「うん、ワタシも」 ずっとずっとずっとずっと
心を重ねて ふふ と笑い合って
そして キスをして 静かに 目をとじた
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