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PRIDE
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作詞 brother sisters |
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ここは荒野 短日月の夜に河原風が鳴いている
枯れ芒 段々石 どこかで鉦が凛と響いている
血で血を洗う覚悟で研がれた刀振りかざして
背に負った修羅が地均していた猛き息吹
漆黒の路傍けたたましく駆けゆく蹄が穿つ地
厭わず振り返らず荒ぶった力にしがみつく
勝つことも敗けることも己が誇りだと言うけれど
その傷はお前だけの証じゃないことを忘れて
満たしても足りないと枯れて飢えて彷徨っている
孤独な PRIDE
髑髏(しゃれこうべ) かたかたと嗤っている
餓鬼も 畜生も 肉を切らせて骨を断つ
いつしか地獄の釜が開くのを構いもせずに
ただ切って捨てる 慈悲の花さえ目もくれず
闘えぬ者は終ぞ置いてゆかれる極東の果て
殺られる前に殺るがこの世の理(ことわり)だって
勝ち敗けも意味がないと 蹂躙するその悲痛だけが
生きている 抗っている 自分を確かに感じられる
満たしても足りないと枯れて飢えて叫んでいる
鬼神なり PRIDE
勝敗の行方を追い続けるお前
混沌とした狂気から得た獣同然の存在
ひび割れた體からのぞかせている
泣いた心の声はもう届かないのか
勝つことも敗けることも己が誇りだと言うけれど
その傷はお前だけの証じゃないことを忘れて
満たしても足りないと枯れて飢えて彷徨っている
孤独な PRIDE
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