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熱
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作詞 brother sisters |
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時代ごとに僕らの言葉が
無意味なものへと気化しては
街は色濃く水蒸気に包まれる
誰もが煙る憂鬱たちこめ
暗い部屋へと逃げ込んでいる
そしてまた一人蒸発して消える
この声の熱を冷まさないでよ
彼方で待つ君を焦がす日が来るまで
メッセージの熱を確かめた夜
思い出してよ 星が綺麗だったとか
ミュート状態になったのは
いつからだろう誰も知らない
何もなかったかのような空
このままフェードアウトして
置き去りになる僕はもう過去の人
それでも時計の針は往き往きて
後より先のことを話そうよ
いまに相応しいセリフなんて要らない
だからお願いどうか傍にいて
僕だけにしかわからない言葉が欲しい
溺れてゆく 失ってゆく
おぼろげになるバランスを乱してゆく
膨らんでゆく そして透けてゆく
君の影だけがそこに残っている・・・
この声の熱を冷まさないでよ
彼方で待つ君を焦がす日が来るまで
メッセージの熱を確かめた夜
思い出してよ 思い返してよ
星が綺麗だったとか そんな時間のことを
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