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作詞 柚氷飴 |
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八方美人な君が大嫌いさ
貼り付けた笑顔 振りまいて楽しいかい
人だかりの向こうから響いた
聞き慣れた 耳慣れない 声に
無性に腹がたつんだ
ほら器用じゃないくせに 抱え込んでは
誰かのために また傷付いてる
目を逸らしても 耳を塞いでも
なんで 泣きそうな君が分かっちゃうんだろう
ああ もう 言葉なんてまどろっこしいな
左手だけ貸すから、右手を貸してよ
君が瞼を開いて 前を向くまで
素っ気なくなった君が少し苦手
ツンとすましては 冷たい言葉ばっかり
人を避けるように振る舞うのは
誰よりも 優しいからだって
ほんとは 知っているけど
何も考えないままに曝け出してた
不器用な 柔さを 知ってるから
嘘をついても 誤魔化してみても
どうせ 弱虫な僕に気付いてるんだろう
ああ もう 取り繕うのも面倒だな
何も言わないで良い、隣に居てほしい
のどに張り付いた嗚咽が そっと漏れるまで
いつだって これからだって
ずっと 傍にいるわけじゃないけどさ
上手く泣けない君の隣に
拙く優しい君の隣に
ほんの少し足りない強さに
あと少しの間だけ 僕がなるから
離れていっても 歳を重ねても
きっと 不器用な僕らを思い出すだろう
ああ もう 言葉なんてまどろっこしいな
左手だけ貸すから、右手を貸してよ
互いの弱さと強さを分け合って
瞼を開いて 前へ進もう
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