|
|
|
願い星
|
作詞 莎雪 |
|
紫煙に乗せた溜め息に
混じって溶けてく思い出たち
一瞬見えた おさない誰かが
小さく手を振った気がした
早く明日が来ないかなって
最後に願ったのは いつだっけ
夕陽に背中を押されながら
今日も 憂鬱 を吐き出すんだ
今が悲しいわけじゃないけど
ごめんねなんて届きもしない
言葉をぽつり呟いてみた
覚えてもいないワライ方を
覚えてるつもりで 泣いた
いつか描いた夢地図は
痛みで ちぎれてしまったんだ
流れた星に 願った想いも
今では思い出せないけど
あの日の夢は叶ったよって
震える声で 嘘吐いたとして
消えかけの『僕』は喜ぶかな
忘れた笑顔で、笑うのかな
今が悲しいわけじゃないけど
ごめんねなんて届きもしない
言葉をぽつり呟いてみた
失くしてしまった気がしたんだ
手を振る誰かも 願った想いも
それでも褪めたこころの奥には
手を振る誰かが 星に願う僕が
掠れた景色が まだ 残ってるんだ
いつか描いた世界じゃないけど
すこし霞んだ夜空の星に
願いをぽつり呟いてみた
覚えてもいないワライ方を
覚えてるつもりで 笑った
|
|
|