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旅人
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作詞 サブマリン |
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哀しみを隠して 笑う時ほど
目が潤んで仕方がない
“どうって事ないよ。”と取り繕う時に
あの日と同じ悔しさが 胸を突いて 離れない
いつしか 離れた手を 優しい眼差しを
もう何処にも戻れない
そんな場所から 空に想い描きながら
吹きすさぶ風の行方を 僕らは時の流れに問い続けて
決して 辿り着く事の出来ない場所へと
渡り歩いてゆく しがない旅人なのでしょう
繋がりは離れ 結び付いてははぐれてしまう
その繰り返しを 受け入れてゆく為に
僕らはきっと 旅を続ける事を選ぶのでしょう
一片の言葉を濁して 沈黙に身を任せる
芽吹いてゆく命に 冷たい雨が降る
清らかな哀しみが また一つ街に溶けて
蘇る残像は 花びらで霞んで見えなくなってゆく
いつしか 忘れていた時を 変わらない御恩を
もうあなたには返せない
遠い場所へと 空に想いを綴りながら
通り抜ける風の行方と 僕らは向かい合っては追い掛けて
いつも 思い通りに事を進めないままに
打ちひしがれる 儚い旅人なのでしょう
別れては繋がり 追い掛けては遠ざかってしまう
その繰り返しを 受け入れられないまま
僕はきっと 立ち止まってきたのだろう
哀しみよ 名乗っておくれ
答えのない よく分からないものを探して
誰に叱られても 罵られても 蔑まれても
僕は どこまで行けるのか
僕らは どこまで行けるのか
一瞬だけ風が止んだ 気のせいだとしても
それでいい 辿り着く事の出来ない場所は自分の心
吹きすさぶ風の行方を 僕らは時の流れに問い続けて
決して 辿り着く事の出来ない場所へと
渡り歩いてゆく しがない旅人なのでしょう
繋がりは離れ 結び付いてははぐれてしまう
その繰り返しを 受け入れてゆく為に
僕らはきっと 旅を続ける事を選ぶのでしょう
そんな風に 旅を続けるあなたといつか出会う為に
僕はきっと 旅を続けてゆくのでしょう
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