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一人デート
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作詞 サブマリン |
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隣に居るのが当たり前で
一人 この街に取り残された
そんな僕は またこの街の新たな一面を知る
君の居ない景色に 滲む街並みにたじろぎながら
寂しさと哀しみを埋め合ってきた
若くて 青い恋だと
そんな風に言われても 別に構わないから
歩きながら 空見上げながら
君宛ての言葉を探していると
まるで 離れ離れのままデートしているみたいだね
遠い場所から 君の事を考えている
そんな時間に 少しでも慣れるように
ずっと慣れてしまわないように
一人なら足取りも軽くなるはず 物理的には
だけど 何処にも踏み出せない
そんな僕は またこの心の新たな一面に怯える
君が居ないだけで 不安定に揺らぐ心が 呼んでいる
密着と別離を繰り返すのが 運命なのでしょう?
苦くて 切ないのが恋だと
そんな風に言われても 別に投げ出したくはないから
逃れながら 這いつくばりながら
“君”行きの切符を握りしめている
まるで 逃れ逃れのまま避けてきた試練みたいだよ
遠い場所だから 知らない君を見つけていたい
そんな時間を 少しでも二人で越えるため
僕は僕で 君は君で 強くなっていきたい
空の掌 温もりを思い出すよ
夕べの電話 泣いていたその声が胸によぎる
辛さを抱えるから もっと君を愛せるようになる
歩きながら 空見上げながら
君宛ての言葉を探していると
まるで 離れ離れのままデートしているみたいだね
遠い場所から 君の事を考えている
そんな時間が 少しでも未来へと繋がるように
いつか また一緒に笑える日が来るように
雑踏に紛れながらも
君への言葉を簡単に手離さないように
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