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未来予想図
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作詞 エド |
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未来は誰にも分からないもの
一分先も一秒先でも
辛い痛みで震える手で
必死に書いた未来予想図
望んだ未来が来たらいいのにと
卑屈に生きてる僕がいたよ
未来を夢見て進むのではなく
過去に引き摺られているだけさ
冷たい風が肌を切り裂く
世の中誰もが独りぼっちさ
僕が残した未来予想図には
結局僕しか出てこなかったよ
結末だけは決まっているのに
他は全部中途半端さ
幸せになろうと思ったばかりに
多くの人が傷つくのだから
人を信じず生きようとした
愛すら知らずに生きようとした
夢まで諦め生きようとした
ほとんど白紙の未来予想図
綺麗な未来を夢見たところで
それを信じることすらできず
穢れた過去を恨むばかりで
書き換えばかりの未来予想図
そのうち生きる未来が消えて
死に方ばかり考えていた
あんなに夢はあったというのに
ここまで薄くなるなんてね
死のうとしたら虚しくなって
赤い涙が頬を伝って
未来予想図に滴り落ちた
僕の未来は赤く染まった
明るい未来は求めていない
僕の居場所は真っ暗闇だ
幸せになろうと思っただけだ
幸せになろうと思っただけだ
人を信じず生きようとした
愛すら知らずに生きようとした
夢まで諦め生きようとした
手にしたものを全て投げ捨て
生きることすらやめようとした
ほとんど白紙の未来予想図
ただただ過ぎ行く毎日の中に
誰かが迷って入ってきた
初めて時間が邪魔だと思った日
書くのをやめた未来予想図
人を信じる安らぎを知り
人を愛する喜びを知り
人に信じられる暖かさを知り
人に愛される幸せを知った
埃かぶった未来予想図と
暗い星空見上げる僕は
何だか似たもの同士に思えた
幸せは目の前にあるのにね
幸せが何かと聞かれてたしても
今の僕なら答えられそう
なぜなら僕は既に幸せさ
手の中の幸せを見つけたよ
人を信じず生きようとした
愛すら知らずに生きようとした
夢まで諦め生きようとした
手にしたものを全て投げ捨て
生きることすらやめようとした
命を手放すその少し前に
たまたま開いた未来予想図に
そんなことは書かれてなかった
ほとんど白紙の未来予想図
白紙というより黒紙だけど
僕の未来は僕すら知らない
明日に終わるかそれとも続くか
間違いばかり未来予想図
未来ばかり気にしているから
今の幸せを忘れそうになる
過去を見つめていられるから
今の幸せに気づくことができた
僕の未来予想図は確かに
何も当たりはしないけれど
自分で自分を縛らなくてもいい
未来なんてなくてもいいさ
矛盾した世界になんて
期待なんてしてはいないよ
僕は今を生きているんだ
僕は今を生きていくんだ
人を信じず生きようとした
愛すら知らずに生きようとした
夢まで諦め生きようとした
手にしたものを全て投げ捨て
生きることすらやめようとした
命を手放すその少し前に
たまたま開いた未来予想図に
そんなことは書かれてなかった
辛い痛みで震えた手で
必死に書いた未来予想図を
僕はここで破り捨てよう
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