やさしい手のひら
作詞 No CoLOr
手を繋いだ瞬間の温度がすき
子供っぽい顔
気にしてる小さい瞳
はしゃいでる笑い声
覗き込む目線
きゅんとなる横顔
ぜんぶ愛しさのカタマリ
だけど
あたしの名前を呼ぶ
穏やかで柔らかな
きみの声がいちばん愛しい
数えあげればキリがないのです
きみを想うと
苦しくて切ないのに
不思議と
あたたかさで溢れたりもします
こんなにも
誰かを想えること
『すき』のたった一言
言葉にするのがもったいないくらいです
それだけじゃ
ぜんぶを伝えきれない気がします
確かなのは
きみへの恋心でしょうか
眠りかけたこの恋は
ずっと 云えずに眠るのでしょうか
一度だけ
きみの前で泣いたこと
あの時
零れ落ちた涙は
きみがぜんぶ掬い上げてくれた
抱きしめてくれた両腕は
あたしがトキメク匂いがして
眩暈するほど呼吸が苦しくなった
こんなにも
きみのことが大好きなこと
今はまだ内緒にしておくよ
今はまだ云えないでいるよ
きみが悲しい顔をすれば
あたしが何度だって笑わせてあげるよ
きみが淋しい顔をすれば
あたしが何度だって抱しめてあげるよ
あたしへのやさしさは
愛ですか?
いつか教えてください
それまでは
意地悪な顔だっていい
いつものように
あたしに笑いかけていて
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