今でも空見上げて　思うのは一人
元気でいますか。　二度と届かない気持ちを
捨てきれずに　今もあたしは生きてるよ
あの頃みた夢は　もう淡い淡いただの空想になった

あの頃だって　今だって
気持ちは同じはずなのに

どうしてあたしはここにいるの？
どうしてあなたはここにいないの？

きれいな思い出ばかり頭をよぎって
あなたの顔もあの頃のままで　ねえ
辛かったことのほうが多かったはずなのに
もう思い出せない。　時間はどうしてとまらないの


久しぶりに見かけたあなたは
髪も伸びて　背ものびて　大人になってた
あたしの知らない香水をおびて　久しぶりと近づいた
変わらなかったのは　あなたの笑顔と　あなたの隣のあの子。

心が割れていく気がした　どうして？
もうあたしは忘れていたはずだったのに

あなたが笑って　あの子も笑った
あなたが笑って　あたしは泣いた。

消えていた思い出が全部よみがえって
気づけば涙あふれてた　笑えないよ
今も変わらない　あなたとあたしの距離
今も変わらない　あなたとあの子の距離

風化された思い出だったはずなのに
今でもあたしの心を締め付ける

会いたかったよ　でも
会いたくなかったよ

忘れたい思い出は今もあたしの心の奥で
小さく光っているよ　いつだって
そうやって光っていたのに　いつだって、
届かない　届かない
今までも　これからも

また空をみあげたら　今日は雨だ。
とまらない雨粒が　あたしをぬらすよ

あしたは晴れるから　だから
今日だけは雨を許してね

雨がやんだら　またあたしは
あなたをしまいこむから