Little girl
作詞 日向空
少女だったあなたよ
あの日々をバカみたいに一生懸命に生きた
少女だったわたしに
今のわたしが言えることはなんだろう
昔の わたしを 否定するわけではないけど
なにやってきたんだろうね
ちょっとおかしな 恋愛と呼べないようなことに
愛だの恋だの 苦しいだの悲しいだのと言って
あのときを振り返れば 思い出したくもないけど
きっと 全力で生きて 泣いて
ちょっとおかしな 不器用な少女だったことは
恥ずかしいけど 情けないけど 認めてあげよう
そして あのときの あなたが居なかったら
今のわたしは居ないんだから ありがとうと褒めてあげよう
ねえ 後悔してないんだよ
ちいちゃかった初恋も
恋と呼べない恋も 自分の想いも
隠れたり逃げたり 上手く伝えられなかった愛も
彷徨って 遊んで 浮ついたりしたことも
ぜんぶ わたしだから
あなたが わたしを創っていくんだ
忘れたいほどの 涙や 思い出も
燃やして捨てた 記憶やプレゼントも
今また後悔しそうとか思っているこの気持ちも
本当に 本当には 消えないの
ねえ 少女だったあなたよ
今泣いているでしょうね
泣きながら詩を打ってたんだろうね
本当にバカだね でもそれでいいんだよ
それがあなたなら
ねえ 後悔してないんだよ
そのあとわたし また恋をして
泣いたり悩んだりしながら
辛いこともあったけど いろんな人に出逢って夢も叶えて
それもぜんぶ あなたが わたしを創ってくれたから
まだ器用にはいかないけど
いつまでも子供ではいられないから
あなたが見たら驚くような 髪型も化粧も覚えて
社会に飛び立つの すこいでしょ
まだ素直にもなれそうにないけど
性懲りもなく 好きな人に逢いにいこうとしているよ
そういうもんだよね 愛なんてきっと
そうきっと 変わらない
変わらないじゃない なんてあなたが言うくらい
わたしはわたしのままで 今を生きている
大切にしていくよ これからも
若いあなたが築いてくれた「わたし」を
だからあなたも あなたのままでいい
バカだと思っても 嫌だと思っても
それがあなたなら
わたしへ繋いで
わたしが また「わたし」を 繋いでいく
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