just a...
作詞 拓斗☆
行き場のない感情を
どこへ押し込めばいいかもわからぬままに
それでも僕は触れたがった
あなたの優しさの、もっと、もっと深くへ
無邪気な笑顔、こびない眼差し、
生きる強さ、その中で揺れる弱さ
あなたを何もかも知りたかった
ふとした一瞬の、その表情さえも
あなたと過ごす時間がそのまま
僕の僕として生きる時間となった
あなたの話す言葉すべてが
僕が僕としてある理由になった
あなたの言葉を聞くのがホントは好きじゃなかった
ひとつの言葉の裏に、百の感情があふれているのを知っていたから
すべて、そうすべてを知りたかったんだ
君が見る世界といつか僕が見る世界とが、いつか重なればいいねなんて
それはたかが夢で、それで十分だった
ただその一瞬に、君がいてくれればそれで
あの日見た君の涙
あの時は無邪気に笑いながら泣いて
それは自然でいて、矛盾していて
僕たちは幸せなんだ、と
きっと世界中の誰が見ても
きっとどんな冷めた人が見ようとも
それはまぎれもない輝きだったね
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