時が進むにつれて　素直になれなくて
気持ちと裏腹な言葉ばかり滑り落ちた
耐え切れなかった君の気持ちわかるから
変われなかった悔しさ滲むよ

時計の針は向きを変えず進む
同じ軌道　同じペースで
誰もが気づかないこの呪縛に　苛立ち隠せずに
壁にぶつけたコブシが痛い

ずっと前から君しか見えなかった
僕の全ては君と共に
他の女（ひと）とは感じあえない
二人の世界が懐かしい

記憶は繰り返す　過去から何も学ばずに
左回りの時計が回る　そんな幸せは
鏡の中だけって気づいていたら…

時が進むにつれて　想い出は薄れていくから
しわくちゃの拳　握り締めて
あの日の傷跡　もう一度確かめる
つかめなかった愛と共に

記憶は繰り返す　過去から全てを背負い込んで
左回りの想いが巡る　そんな想いは無駄なだけだってわかってるけど…

時に逆らうこと　捻じ曲げる空白
それらが全部　僕の答え
不正解を正解に変えたかった
もがき苦しむことだけじゃ　見つからなかった
本当の答えが知りたい…

記憶は繰り返す　過去と今を繋ぎ合わせて
交差した時計の針は　今　あの日と同じかたち