僕の中の正義は君から見ればただの妄想や想像でしかないけれど この世界で生きていく限り必要な糧のひとつなんだ 愛されるために塗り続けてきた仮面と 無駄でしかない事実はあって それを信じ続ける限りは変わらないと それが確かであればあるほど 心は離れゆくのに 近づく度に後退りするように 指先だけでも触れられないように 近道はわからないの 心が相反するから 刹那を愛おしいと感じるその瞬間がたまらなくいとおしい 透明な心は君の痕 硝子の先の眼差しも歪んでみえた