真っ白の一匹狼
作詞 心から愛を伝える表現者 心愛
その狼は 心に大きな十字傷抱えて
颯爽と 険しい森を翔る
後ろを振り向かず ただ真っ直ぐに
薄暗く茂る木々 ツルが絡み トゲが刺さろうとも
その足止めず 向かった未来(さき)に
真っ白の一匹狼
今日も はじまりの光が滲む
あの丘から 遠吠えをあげる
「強く強くなるのだと」
その狼は 心に広がる紅(くれない)垂らして
悠然と 悲しい音を潰す
その瞳(め)を曇らせず ただ、ひたすらに
容赦なく襲う牙 爪が残す 色が染みようとも
その紅(べに)ぬぐい 走った僕は
真っ白の一匹狼
僕が 弱きもの守ると決めた
その時から 大声をあげた
「強く強くなるのだと」
最低限の大切な者
守れる それを 心(ここ)に……
真っ白の一匹狼
今日も はじまりの光が滲む
あの丘から 遠吠えをあげる
「強く強くなるのだと」
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