僕と私
作詞 塩
僕は君と別れたかったけど失いたくはなかったんだ
自分勝手でごめんね
曖昧な言葉ではぐらかしたけれど
結局は好きでい続けることが出来なかったんだ
誰のせいでもないよきっと
僕達は約束をしたね
沢山のごめんねを沢山のありがとうに変えていこうって
遅刻してごめんねよりも
待っててくれてありがとうを
喧嘩してごめんねよりも
仲直りしてくれてありがとうを
謝るばかりの僕を君は責める権利がある
主張ばかりのする僕を君は嫌う権利がある
だけども僕は意地悪だから知っている
君が悪い言葉を使うことなく
ありがとうと伝えて来ることを
悲しみばかりの最後にもう一つの感情を
互いが一番大事にしてきた感情は同じだったんだ
感情には僕達と同じで寿命があるんだ
時が静かに鎮めてくれる
僕に別れを惜しむ権利なんてないのに
君の顔を真っ直ぐ見れないよ
まだ微かに君の温度が残ってる
失いたくはないんだ
でも僕達は僕らにならないといけない
僕らから僕と君にならないといけない
恋が薄れて底に愛が流れている
それはそれは薄弱な光で
一瞬輝いて直ぐに見失った
私は別れるのが辛かったけど、解き放たれたんだ
別れた後も好きだったけど、結局は好きでい続けることができなかったんだ
誰のせいでもないよきっと
私達は誓った
今を強く生きていこうって
辛いことがあっても1人で抱え込まないって
嬉しいことがあったら分かち合うって
君は1人で悩まず悩みを分け合う権利がある
私にはそんな君をそっと抱きしめる権利がある
だけど私は知っている
私がどんなに優しくしても「ごめんね。」って返すのを
私たちに生まれた『愛』はきっと確かなものだったはず
感情には私たちと同じで寿命があるんだ
時が静かに鎮めてくれる
私は君に怒る権利があるのに怒れないよ
まだ微かに君の温度が残っている
でも解き放たれたんだ
私達は私と君にならないといけない
私たちで歩いた道を思いっ切り右に曲がる
恋は愛の在り処を教えてくれた
それはそれは美しく輝いた光で
直ぐにそれを求めて追いかけた
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