水面を這う渡り鳥のように
作詞 A-WOK'
深い霧がかかり 宵は冷たく
足を運ばせた景色は 先の見えない深遠
森を抜けて海は遠くとも 目に焼きつくのは あの渡り鳥
大空にもう一つの広い世界を感じられたら
何もかも上手く生ける気がしている
だけどあの鳥は 何かを恐れている
そんな気負いに立ち向かいながら また北へ
水面を這う渡り鳥のように
美しく空に舞い上がれ
風が吹き雨が止まずとも
大きな翼を広げ飛び立つよ
季節に舞い降りた群衆が浮かんでいる
また旅立つときまで 眼を閉じるまで
月明かりは眩しさに変わり 悠長な影を残し 水面を揺らす
想像した遠い最果ての地を指差して
届くはずないと諦めるならば
ただひたすらにその時を待ち
地を蹴る覚悟を持つほうがいいと 誰もが言うだろう
水面を這う渡り鳥のように
安らかに時を迎え打て
心が泣き羽が折れども
永遠の誓いを果たしに行く
この地に未練を残せども
起こりうる全てに証明された(あかされた)万物を
運び.また運び 深みを帯びる
そして大地は流れていく
水面を這う渡り鳥のように
美しく空に舞い上がれ
風が吹き雨が止まずとも
大きな翼を広げ飛び立つよ
水面を這う渡り鳥のように
安らかに時を迎え打て
心が泣き羽が折れども
永遠の誓いを果たしに行く
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